私の四囲の小資本の出版業者などでは、編輯者の
給料が千八百円を下まわるようなところまである。
月々一万ちかい暮しむきだと言はれてゐるが、信子の
給料は百円に足らないのである。
しかし会社は、高い
給料を払っているこの発明者をして、特許明細書の原稿や図面を書かせるため貴重な時間を浪費させなくてすむから、たいへん利益です。
仲間と二人で、さる親方の店に使はれてゐるうちに、相棒の男は、彼に無断で店を飛び出し、親方は、その罰として彼の
給料を上げようとしなかつた。
おまけに五人も十人も手先を抱えていて、その手先の
給料はどこからも一文だって出るんじゃありませんから、親分の岡っ引が何とか面倒を見てやらなけりゃあならない。
給料も高かつたし子供のことは何も知つてゐない人だつた。
勉強次第で主人の方でも給金を増すと云う、兎に角宅へ置いて其の者の腕前を見定めてから
給料の約束を致します。
ヘルマー そりや新年からはさうだが、しかし
給料の手に入るまでには、まだまる三月もあるからな。