すなはち、万民
翼賛の新政治が、われわれの大きな希望をはらんで生れ出ようとしてゐる。
翼賛会の文化部と致しましては、実は、現在の楽壇の実状を考へまして、直ちにこれをどうしようといふ風には考へてゐないのであります。
今日、大政
翼賛会の
翼賛運動の発足といふことゝ必ずしも同時にではありませんけれども、一般に文化問題については関心が昂まつてをります。
初出:「詩歌
翼賛朗読詩集・第一輯」大政
翼賛会文化部編、目黒書店
翼賛会の一員として加はつてをります私自身にとり、まことに力強く、また頼もしく感じてゐる次第であります。
少くもわれわれ国民全体が大政を
翼賛し奉るといふ意味に於て、日本の政治をよくするも悪くするも国民の責任であります。
初出:「素人演劇運動の理念と方策」大政
翼賛会文化部編、
翼賛図書刊行会
大政
翼賛會は完全に失敗したが、私の関係した東亞連盟運動は、三民主義や新民主主義よりも具体案の点において更に一歩進んだ新しさを持つていたのではないかと思う。