野童も外套の袖をはねのけて、すわといえば私の
加勢をするべく身構えしていると、相手はむやみに逃げるのも不利益だと覚ったらしく、無言でそこに立ちどまった。
また朝鮮の戦地には明の大軍が応援に来たというのであるから、その軍の模様によっては更に
加勢の人数を繰出さなければならない。
婆やは八っちゃんにお乳を飲ませているものだから、いつでも八っちゃんの
加勢をするんだ。
信長より
加勢を乞われて、家康の諸将相談したが、本多平八郎忠勝、家康に向って曰く、「信長公を安心の出来る味方と思っているかも知れぬが、そうとは限らない。
加勢の大将は某なり、元就自身は、芸州神領表へ討出で、桜尾、銀山の古城を尽く攻落して、やがて山口へ攻入るべきの状、御用心これあるべし」と叫んだ。
事の仔細をよくも知らないで、相手が異人だから遣っ付けてしまえと、無我夢中で
加勢に出て来る者もある。
こうなると、もうなんでも強い人に
加勢を頼むよりしかたがないと思いまして、この間から橋の上に寝て待っていたのでございます。