さし響き の例文

感化・インフルエンス・差し響き・差響き・差しひびき・影響・差響 等の意味を持つ「さし響き」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→さし

「さし響き」の書籍での例文

が、暗い廊下をつき当ると、驚いた事にはこの夜更けにも、まだ火影のさしているばかりか、話し声のする小座敷があります。
と思うともう赤みのさした、小さい実を一つ啄み落した。
と思って立止ると、いつか潮がさし出したと見えて、黄泥を洗う水の色が、さっきよりは間近に光っている。
髪長彦は、大そう笛が上手でしたから、山へ木を伐りに行く時でも、仕事の合い間合い間には、腰にさしている笛を出して、独りでその音を楽しんでいました。
しかし本多子爵は更に杖の銀の握りで、芳年の浮世絵を一つ一つさし示しながら、相不変低い声で、
それからその机の側にある、とうにニスの剥げた茶箪笥の上には、頸の細い硝子の花立てがあって、花びらの一つとれた造花の百合が、手際よくその中にさしてある。
老人の心には、この時「死」の影がさしたのである。
ぢやによつて沖を通る廻船さへ、時ならぬ潮のさしひきに漂はされて、水夫楫取の慌てふためく事もおぢやつたと申し伝へた。
そのやや赤みの褪せた花には、永い昼過ぎの日の光が、さし交した枝の向き向きに、複雑な影を投げ合つてゐる。
老人の心には、この時「死」の影がさしたのである。

「さし響き」のオンラインでの例文

具体的には二条良基も引用した家持の歌の題詞をさしているようです。
」彼女の顔色を見る限り、初めて会った時と比べても頬に赤みがさしていて、体調がいいことがうかがえる。
僕は、いわゆる立体造形の専門的な勉強はしていないし、手芸もやったことがないので、最初は奥さんに教わりながら、針で指をさしながら作品を縫っていました。
トーンが同じとは、明度と彩度が同じくらいの色をさします。
この商品は4つのコンセントを刺すところがついているのでそこにさしていきます。
 翌朝、老婆は部屋のドアを激しくノックする音に嫌気がさしていた。
そこのサッカー部の体制やオフザピッチ(ピッチ外)のことで、色々指摘されるのに、嫌気がさしサッカー部を辞めたそうです。
別に嫌気がさしたなら就職してから辞めたらいいんですよ。
 たった今オイルをさし燃料を補給した僕のマシンは、溌剌とした振動音で一帯の乾いた空気を震わせていた。
LANの配線・ノートPCのデカさと低スペック加減に嫌気がさし、デスクトップPCをBTOで購入することにしました。

「さし響き」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

インパクト作用感化響き影響インフルエンス

「さし響き」の関連語句

原因風動差し響き影響を与えること作用感化差響き差しひびき影響差響インフルエンスさし響き決定因子要因決定要因成果成り行き結末効果結果成行き首尾至り仕儀始末

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