血の気々 の例文

血の気々 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→血の気

「血の気々」の書籍での例文

おしとめるように立ちはだかったが、顔の血の気がひいている。
その顔色と云えばまったく血の気もなく蒼褪めて——。
皮膚には一滴の血の気もなく下瞼がブクリと膨れて垂れ下り、大きな眼は乾魚のように光を失っていた。
皮肉好きの英人の見物は羊皮製の顔に血の気を浮べて頷き合ふ。
ところがお湯に入って何気なく娘の身体をみたとき、私はみる/\自分の顔からサーッと血の気の引いて行くのが分りました。
と云って、血の気のなくなった顔を俺たちに向けたりした。
うす痘痕のある顔は、顴骨ばかり露に痩せ細つて、皺に囲まれた唇にも、とうに血の気はなくなつてしまつた。
生垣の根にはひとむらの茗荷の力なくのびてる中に、茗荷茸の花が血の気少ない女の笑いに似て咲いてるのもいっそうさびしさをそえる。
産婆の膝許には血の気のない嬰児が仰向けに横たえられていた。
顔は百合の花のような血の気のない顔、頭の毛は喪のベールのような黒い髪、しかして罌粟のような赤い毛の帽子をかぶっていました。

「血の気々」のオンラインでの例文

貴方は何か知らないか?」血の気が引いていくのが分かった。
「あのっ・・・、すみません本当にすみません」全身がカッと熱くなり、みるみる血の気が引いていく。
〉一瞬で血の気がひいたようだった。
「”医療費”はお金をかけることになってないわよ」妻の表情から本気と伝わった俺は、うまれてはじめて血の気が引いていくのを体感した。

「血の気々」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

気迫々気力々血気々馬力々意気々意気込み々元気々活力々

「血の気々」の関連語句

気迫気力気魄

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