しかし個々の芸道特有の「翁」については、今夜およりあひの知識の
補ひを憑む外はないのであります。
昭和十五年五月二十九日京都義方会に於ける講演速記で同年八月若干追
補した。
其の事無くして而して強ひて行かんよりは、之に因りて而して自から
補はんに若かず。
第×師団第×聯隊の白襷隊は、松樹山の
補備砲台を奪取するために、九十三高地の北麓を出発した。
凡そ外部の文明を
補益することは、何ぞ思想界の達士を煩はすことを要せんや。
そしてその
補片が、耳を引っ張られるときの緩めになるにちがいないのである。
附録の諸篇は、僕が折にふれて種々の雜誌に出した演説、論文等の中から、本論の不備を
補ふに足る分だけを寄せ集めたのである。
網鑑
補に冠したのは恐らく後の意味であつたらうと想はれる。
膝に
補布を當てた股引を穿いて、ボロ/\の布の無尻を何枚も/\着膨れた、見るから腕白らしい兒であつた。