通じて響く の例文

大抵・たいてい・ほぼ・総じて・概して・大方・おおかた 等の意味を持つ「通じて響く」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→通じて

「通じて響く」の書籍での例文

これはいはゞ北と南の相違をのべてゐるのであるが、見方によれば、明暗の差はあれ、愁ひの切なさ、感傷の深さ、郷愁の悲しさ烈しさは一脈通じてゐるといへる。
この大道はまつ直にラフアエル前派の峰を登り、象徴主義の原野へ通じてゐる。
此は、新時代の熟語でありながら、昔の熟語法と通じてゐるものがあるのだ。
その時、文学芸術の世界が彼を自然に招いたこと、しかも、そこに至る最も卑近な道が彼の日常生活と直結する劇場の門に通じてゐたことは、また決して偶然ではなかつた。
プルウストの作品を少しは読み、その時代的背景にいくらか通じてゐる人でなければ、この一場面は、多少親しみにくいのではないかと思ふ。
且学校、試験の問題といふ奴が得て細かい小部分の事項——書物さへ読めば直ぐ解るやうな小さな問題を出すゆゑ、大体に通じてゐたゞけでは失敗する。
「新劇」の名のかくの如き曖昧模糊たる用法の由来するところは、「歌舞伎或は新派」が劇界の主流なる如き観を示すことと一脈相通じてゐるのである。
私は全詩人聯合の第一号発刊の直後から事務をとらなかつたばかりでなく、その後の状態にも通じてゐないわけがあるのだけれどもくはしく述べることが出来ない。
恰も父母未生前より小説や戯曲に通じてゐたやうに滔滔、聒聒、絮絮、綿綿と不幸なる僕等に教を垂れるのである。
芭蕉の世故人情に通じてゐたことは彼の談林時代の俳諧を一瞥すれば善い。

「通じて響く」のオンラインでの例文

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「通じて響く」の他の表現

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