往々響く の例文

時どき・大抵・往々にして・時折り・折々・折折・まま 等の意味を持つ「往々響く」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→往々

「往々響く」の書籍での例文

もっとも今は伊香保だけしか売っていないようですが、昔は東京にでも花時などに売っているのを往々見かけた。
さうして菊判の本の下へポケット、ブツクを蔵つて了つて、俺の手帳が無くなつたと呟き出すことは、往々にして有り勝ちな事である。
子ども同士がたがひに影を踏み合つてゐるのは別に仔細もないが、それだけでは面白くないとみえて、往々にして通行人の影をふんで逃げることがある。
愛情ばかりで智慧の判断の伴わない慈悲は往々にしてまた利己主義の慈悲になります。
しかれども読者諸彦のしばしば書を寄せて過当の奨励をなすもの往々これあるにより厚顔にもここにふたたび印刷職工を煩わせり。
後生、唐の詩文を読み街鼓に及ぶ者、往々にして茫然知る能はず。
否、往々、存在問題の方が原本的である。
その普通といふのは主に短いものを書く場合で、長いものになると書いてゐる中に、作中の人間なり事件なりが予定とは違つた発展のしかたをすることが往々ある。
若い時には極度に苦しんだり悲しんだりすると、往々卒倒して感覚を失うことがあった。
靜かな曇り日に、數千の甍が遠く相並んでゐて、その間に往々神社佛閣の更に大きなものが聳え出てゐるのを瞰望してゐると、如何にも平和であるといふ氣が起つて來る。

「往々響く」のオンラインでの例文

しかし、真実の歴史とは往々にして暗く、欲深いものです。
往々にして、「この子はこういう性格だから」とか「自分も勉強ができなかったから」といった安易な結論に至ってしまいます。
「この本読んでないんだよねー」みたいな話をすると、往々にして誰かからスッと読書メモが差し出される感じです。
若者のコミュニティで問題となるのは往々にして「愛」の問題だろうか。
そして、そのコップは往々にして下を向いています。

「往々響く」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

時どき響く通じて響く往往響くなべて響くしげしげ響く押し並べて響くたいてい響く始終響くほぼ響く間間響く再三響く間々響く総じて響く時折り響く総別響く折々響く頻って響く時として響く一体に響く時々響く時偶響く時たま響く繁繁響く概して響く度々響く重重響く頻りと響く時に響く時おり響くたびたび響く頻りに響くおおかた響くちらちら響くときおり響く比比響く重ね重ね響くよく響くちょこちょこ響くちょいちょい響くちらほら響くちょくちょく響く数多度響く寄り寄り響くふつう響くしきりに響くしょっちゅう響くしばしば響く屡響く

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