頻りに響く の例文

屡屡・再再・往往・始終・間間・間々・良く 等の意味を持つ「頻りに響く」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→頻りに

「頻りに響く」の書籍での例文

上野行、浅草行、五六台も遣過ごして、硝子戸越しに西洋小間ものを覗く人を透かしたり、横町へ曲るものを見送ったり、頻りに謀叛気を起していた。
十吉は頻りに詰まらないと言った。
酒の間に面白そうな話などをして、頻りにみんなを笑わせていたが、お染はなかなか笑う気にはなれなかった。
無総寺の寺男の話によると、夜なかに門前で頻りに犬の吠える声を聴いたというのである。
野島屋はここらでも古い店で、いろいろの美しい小鳥が籠のなかで頻りに囀っているのを、侍は眼にもかけないような風で、ずっと店の奥へはいって来た。
いたづらな風が頻りに裾を奪うとするからである。
呼びかけられて、按摩はおびえたように立ち停まったが、きょうも何か頻りに云い訳して摺り抜けて行こうとするのを女はまた曳き戻した。
丘の上から振りかえると、猫はなお頻りに道を這いながらないていた。
などと頻りに小言を云うけれど、その実母も民子をば非常に可愛がって居るのだから、一向に小言がきかない。
姉は頻りに自分にお松を忘れさせるようにいろいろ機嫌をとったらしかった。

「頻りに響く」のオンラインでの例文

 しばらくして戻ってきた志津課長は、話に花を咲かせる私たちを見て、いいチームができそうだと頻りに頷いていた。

「頻りに響く」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

返す返す響く大きに響く往往響く続続響く引きも切らず響くいくえにも響くしげしげ響くいつも響く仰山響く始終響く間間響く何時も響く再三響く間々響くのべつ幕無し響くどんと響くぎょうさん響く常に響く呉呉響く克く響く頻って響く幾らも響く何時でも響く往々響く大いに響く繁繁響く度々響くいっぱい響く絶えず響く重重響くのべつ響く頻りと響くたびたび響く切に響くくれぐれ響く比比響くしこたま響く重ね重ね響くつねに響く常常響くよく響くちょこちょこ響く幾重にも響くたんと響くちょいちょい響くちょくちょく響く数多度響く能く響くしきりに響くたえず響くしょっちゅう響くしばしば響く屡響く

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