遺風手 の例文

因習・習慣・旧習・式例・仕来たり・為来たり・仕来り 等の意味を持つ「遺風手」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→遺風

「遺風手」の書籍での例文

土俗学者は我が国民の古今の風俗・習慣を調査して、種々異りたる系統の遺風の、今なお存在するの事実を認めている。
江戸末期から若い女を置くようになって、その遺風は東京に及び、明治の初年には大抵の湯屋に二階があって、男湯の入口から昇降が出来るようになっていた。
鵜殿が素早く連れてきた九州男児は故郷の遺風のやうに男色であつた。
此は、三日には女が海辺へ出かけて、病気払ひの祓除をした遺風が底に流れてゐるらしい。
だが極めて厳格に凝視すると、祖先が野にあった頃の遺風が僅かに痕跡をとどめていないでもない。
維新前江戸、諸大名の御用商人であつた私の實家は、維新後東京近郊の地主と變つたのちまでも、まへの遺風を墨守して居る部分があつた。
愛山生が徳川時代の文豪の遺風を襲ひて、「史論」と名くる鉄槌を揮ふことになりたるも、其の一現象と見るべし。
詳に云へば、唯彼等が、東夷西戎の遺風を存せしを以て也。
毎年この六月に、弘法大師降誕會が主催となり、東西の碩學を聘して講演會を開き、大師の遺風餘徳を偲ぶといふことは、極めて結構な企と思ふ。
明清時代を通じてこの遺風は改まらなかつた。

「遺風手」のオンラインでの例文

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「遺風手」の他の表現

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流儀手因習手風儀手習慣手旧習手仕来り手常例手風手習わし手風俗手伝統手風習手仕来手惰性手因襲手定例手慣習手旧例手慣わし手しきたり手性手トラディション手習俗手慣例手慣行手

「遺風手」の関連語句

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