こんにちの流行詞でいえば、あるいは怪奇探偵談とでもいうべき
部類のものであるかも知れない。
但し、この二つの
部類は、ただそれだけで、何れが芸術的に、戯曲として高級であるとか、或ひは、新しいものであるとか、そんなことは云へない。
これには勿論特別な意味を含ませてあるのであつて、僕たちの書くものはその
部類にははひらないらしい。
単に「スケツチ」風のものだとすれば、創作として別個の扱ひを受ける必要もなく、小説かドラマかの
部類に組入れて差支ないやうに思ふ。
僕は、もう、この作品を現在のレヴェルからいつて、無条件に傑作の
部類に入れることを躊躇しませんでした。
尤も此の戯曲などは、所謂喜劇の
部類にははひらないやうである。
藍綬褒章とか、緑綬褒章とかいふものは、勲章の
部類にはひらないと聞いてゐるが、文功章とやらはどつちの
部類か。
しかしこれらは我々が最も苦手とする連中に比較するときはまだ幾分愛すべき
部類に属する。
このふたりは、年数から言ったら、いわゆるおなじ年ですが、一方はまだあどけない子供ですのに、一方はすでに老犬の
部類に入っています。