概して
野蛮人は人を恐怖せしむるが如きものを表現して喜ぶ傾向を有するのである。
よく云はれることですが、自尊心といふものは、どうかすると、
野蛮人や弱小民族の方が余計にもつてゐて、他から軽蔑されることを極端に気にするあの心理に通じます。
子供や
野蛮人は「新芸術の開拓者」であり得ないと同時に、決してまた、信用ある文化的職業人たることは望まれないのである。
勲章といふものは、子供か
野蛮人でなければよろこばないものと思つてゐたら、なかなかさうでもなささうである。
この頃の子供はすべての
野蛮人に共通しているように、言に怯にして行に勇なるものであった。
かうして
野蛮人の家が丁度動物園の如き奇観を呈し、動物と人との共同の村落生活を実現してゐるさうであります。
和漢の武芸に興味を持つたり、テニスや野球をやつたりする所は豪傑肌のやうなれども、荒木又右衛門や何かのやうに精悍一点張りの
野蛮人にはあらず。