彼が水野十郎左衛門を頭に
頂く白柄組の一人であることは、その大小の柄の色を見ても覚られた。
其で先生にしてみれば、時間さへあれば、当然書き直してゐられるはずの部分を、先生よりは暇人である私が、少しばかりの書きつぎをさせて
頂くつもりになつたのである。
博物館の番人達は当然異常な惧れをなし、館長に向って、木乃伊を動かして下さるか、さもなければ私達はやめさせて
頂くと言いだした。
「浅見先生に文学を教えて
頂く」なぞと云いながら、三四郎の留守にも度々訪れたというのだから、その「文学」は三四郎でなく、及川にあったのかも知れない。
御嫌でなかったら、その友だちの話でも聞いて
頂くとしましょうか。
では何を書くかと云うと、——それは次の本文を読んで
頂くよりほかに仕方はない。
そこで天子さまに願って、自分が御褒美を
頂く代わりに、宗任はじめ敵のとりこを残らず許してやりました。
これではまるで逆になり、勿体なくて困るので、次からは集って
頂くのは遠慮することにして貰った。
最初にお願ひしたいのは、わたしはまだ生長の途中に在るのですから、ひとの思はくに氣をかねるなどいふ、餘裕が出來てゐない、といふことを考へに置いて
頂くことです。
喜「是は何うも、何ですかえ…夫は有難うございます…此盃へ何卒…是は何うも
頂く物は、えへゝゝ大きな物へ」