顧み の例文

顧み の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「顧み」の書籍での例文

然れども仮名遣改定案は単に我が日本語の堕落を顧みざるのみならず、又実に天下をして理性の尊厳を失はしむるものなり。
顧みて「高根の雪」なる美しい語が、我が日本の古くからの歌に散見するのも、我が山岳国には欠かれない存在であると云わねばならない。
兼は勿論この下男の恋慕の心などは顧みなかった。
かような事を、くどく書きつづけるのは、繁忙な職務を御鞅掌になる閣下にとって、余りに御迷惑を顧みない仕方かも知れません。
だから、家光公がけげんな顔をあそばして、かたわらにさし控えていた松平伊豆守を顧みながら、不審そうに尋ねました。
木節はやがてかう云つて、静に後にゐる治郎兵衛を顧みた。
従つてわたしは歴史的事実や地理的事実を顧みないであらう。
クリストは一時代の社会的約束を蹂躙することを顧みなかつた。
仕事のできる間は食わしても置くが、病気か不具にでもなれば、容赦もなく捨てて顧みない。
古伊万里の茶碗に描かれたる甲比丹、(蘭人を顧みつつ)どうしたね? 顔の色も大へん悪いやうだが——

「顧み」のオンラインでの例文

マンハッタン地検はステートメントで、合法性や世界的な文化的損害を顧みず、「スタインハルトは何十年にもわたって強欲を示してきた」と非難した。
 私は進歩派を気取っていたりはするけれど、やってしまったことは、まさに昭和の親父、仕事を最優先にして家を顧みない人生。

「顧み」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

患い

「顧み」の関連語句

患い憂虞鬼胎懸念憂い心配煩慮不安患え畏れ煩い憂え憂慮物案じ

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