いたく の例文

極々・いとも・世にも・極度・すこぶる・滅法・然許り 等の意味を持つ「いたく」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「いたく」の書籍での例文

母は家財や着物の焼けたのは少しも惜しがらず、私の絵に関した品々の焼失をいたく惜しんでくれた。
もう夜はいたく更けていた。
天皇も文雅の道にいたく御心を寄せられたこととて、
と云ふに、女の肩いよゝをのゝき、把られたるわが手、亦、いたくふるひぬ。
恐らく代価を出し惜みする為めならむと思ひ、その由を金子氏まで申出でしが、あとにて余り我儘を云ひたりと気付き、いたく後悔す。
十六日夜は渡良瀬河畔に父老と語り明かしつ、明けの日も爲めにいたく時をうつしぬ、堤上の茂竹枯れて春は來ぬれど鶯も鳴かずなど訴ふるを聽て
そのいたく落ち着きたる、これを頼もしと謂わば謂え、伯爵夫人の爾き容体を見たる予が眼よりはむしろ心憎きばかりなりしなり。
誰れだって、シベリアに長くいたくはなかった。
いたく錆びしピストル出でぬ
壁は雪のように真白で、太陽に輝いている時は目がいたくなるほどでした。

「いたく」のオンラインでの例文

当時の政府は幕末に列強と結んでしまった条約の①治外法権と②関税自主権の不在にいたく悩まされていた。
春の嵐に見舞われる最悪のコンディションの中、トップランナーたちがデッドヒートする姿にいたく感動した。
そしてそんな考え方の人間でいたくないと思いました。
若者はなぜ、3年で辞めるのかというような本が流行りましたが、3年で辞める若者が悪いのではなく、3年もいたくない会社になってる会社が悪いんだと思っています。
ずっと嗅いでいたくなる。

「いたく」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

至っていとも殊の外めきめき世にも至りてすこぶる滅法然許り思い切りめっきり迚もたいへんやたら何よりひとかたならずかなり世に世にメキメキ極極克くずいぶん大いに至極とても能く能くはなはだ大層頗る極く最もきわめて実にひじょうに誠に余程良く良くよく中中まことに随分能く甚だ強か善く善く

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