然うして云う事為る事、如才無く、総てが
きびきびとして気が利いていた。
如何にも
きびきびした学生らしく、ニッカーボッカーを穿いて居る。
いく そこへ行くと、兵隊に行つてただけあつて、庄さんなんか
きびきびしたもんさ。
二人は、最初紹介された時、何か
きびきびした挨拶を交わすと、もうお互いに相手の談話ぶりや、ウィットを心の内で賞賛し合った。
渋い色金紗の羽織がきちんと身に合い、手首のしまった
きびきびした才人めいた風采が聡明そうに秀でた額にかかる黒髪と共にその辺の空気を高貴に緊密にして居た。
」予はたおやかな原文の調が、いたずらに柔軟微温の文体に移されず、かえって
きびきびした遒勁の口語脈に変じたことを喜ぶ。
その誇張が新野性主義の指標に適っていて賑やかで
きびきびしている。