痼疾のあるのは別だが、そうでなくて年中あっちが悪い、こっちが悪いと
ぐずぐずしている人がある。
英や松ちゃんなどがまだ
ぐずぐずしているのを叱りつけるようにせきたてて防空壕内に入れる。
ぐずぐずしていると、折角の大事な用事に間に合わなくなってしまう。
ぐずぐずしていれば、足をもって、逆さまに釣り下げられ、裸にされてしまうおそれがあった。
「
ぐずぐずしていて煙にまかれでもした日にゃあ助からねえ」
こういう風にだんだん宿送りになって行くんですから、それが決して
ぐずぐずしていてはいけない。
どうしようかと思って、とうとうその日は一日
ぐずぐず暮らしていましたが、日が暮れかかると、どうしてもがまんができなくなりました。
きょうの暑さも思いやられたが、
ぐずぐずしてはいられない。