事の方は事情であるから、千差万別が限りなく、変化百端動いて止まざるものであるが、物の方は、これも
万物と云つて際限なく数多いものであるが、はるかに静的である。
真の詩人とは
万物に即して生活力の源泉を見出す人をいふ。
万物の霊長たる人間が、鉄砲を差し向けた時、彼は逃げなかった。
万物の霊長たる人間が、鉄砲を差し向けた時、彼は逃げなかった。
加之も大切な生命を軽卒に奪るとは飛んでもない
万物の霊だ。
厳密にいえば、
万物すべてうまれいでたる刹那より、すでに死につつあるのである。
万物は皆な流れ去るとヘラクリタスも言った、諸行は無常、宇宙は変化の連続である。
自治は
万物自然の生活法則で、此法則は人間にも実現されねばならぬ筈である。