新村博士の随筆集「ちぎれ雲」が
出版書肆から届けられた。
彼は、友人の紹介で、ある書店から
出版されている「西洋美術叢書」の一巻を翻訳させてもらうことにした。
破提宇子の流布本は、華頂山文庫の蔵本を、明治戊辰の頃、杞憂道人鵜飼徹定の序文と共に、
出版したものである。
一、著者今日に至るまでその著述を
出版せしことはなはだ少なし。
式亭三馬が何年か前に
出版した滑稽本の中で、「神祇、釈教、恋、無常、みないりごみの浮世風呂」と云つた光景は、今もその頃と変りはない。
僕、一席の演説を依囑せられ、その原稿を書いて居ると、この樣に長くなつてしまつたので、雜誌に掲載することも出來ず、止むを得ず一册として
出版さすことにした。
式亭三馬が何年か前に
出版した滑稽本の中で、「神祇、釈教、恋、無常、みないりごみの浮世風呂」といった光景は、今もそのころと変りはない。
終りに臨んで私はこの小著述をその最初の
出版者たる故中村弥左衛門君に献じます。