あの世で大いに科学のために
奮闘して、心霊科学も研究し、君達に呼びかけるから、君達も何なら早く来たらどうか」こういう事が書いてありました。
二十余年に亘り、斯学の為めに心血を灑ぎ、あまりの
奮闘に精力を竭尽して斃れた先生は斯学における最大の偉勲者であることは曰う迄もない。
人間は、善美の理想に向って、克己
奮闘する時こそ、進歩も向上も見られるけれど、雷同し、隷属化された時は、自分自身の行くべき道すら見失うものであります。
先生が過去幾十年、言論文章で
奮闘なされたよりも、今日病んで黙つて居なさる方が、何程大事業か知れないと、僕は信じて居ます』
自分はこの悪社会と
奮闘する勇気がないから、ことさら心にもなくこういう逃げ路を作っているのじゃないか。