「寒気て」の例文

「寒気て」の書籍での例文

彼処を通抜けねばならないと思うと、今度は寒気がした。

星あかり

泉鏡花

梅　何だか寒気がすると思つたら、もう毛虫がたかつてゐるんだよ。

新緑の庭

芥川竜之介

かく洞にのみ垂籠めしも、決して寒気を厭ふにあらず、獲物あるまじと思へばなり。

こがね丸

巌谷小波

公園のみは寒気強きところなれば樹木の勢いもよからで、山水の眺めはありながら何となく飽かぬ心地すれど、一切の便利は備わりありて商家の繁盛云うばかり無し。

突貫紀行

幸田露伴

毛皮の防寒胴着をきてもまだ、刺すような寒気が肌を襲う。

チチハルまで

黒島伝治

話はいつかその頃の寒気の厳しさに移つてゐた。

離れているとつい寒気などがして来るわ。

そして寒気は刺すようで、山の端の月の光が氷っているようである。

鹿狩り

国木田独歩

雪いよいよ深く、路ますます危うく、寒気堪え難くなりてついに倒れぬ。

詩想

国木田独歩

』文造はしばらく物思いに沈んでいたが、寒気でもするようにふるえた。

まぼろし

国木田独歩

「寒気て」のオンラインでの例文

上空も寒気が流れ込むことを考慮すると強い寒気が流れ込むことも考えられる。

テンキリスト松浦（気象予報士・防災士）

・服を着込む・寒気を遮断する・暖房器具を使う・手足を温める動きをする・入浴する・体が温まる食べ物を摂取する・運動するこの中で一番やらなそうなのが「運動」です。

すー

※冷やしすぎると寒気や悪寒などが起きる為、　程よく冷ましましょう！★　水分補給　★発熱しますと大量の汗をかくことがほとんどです。

portfolio_OKABE

窓の隙間から入り込む寒気と眠気を混ぜ合わせながら、夜の帳が降りてゆく。

かみやけいじ

「あったんですけど、こないだ、はえっくしょん」いよいよ寒気を感じ始めたトオルは、腕に薄く出始めた鱗のような膜をぺりりと剥がした。

北村らすく

寒気ての例文

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「寒気て」の関連語句

寒気て の例文

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