「大切な人が死んで幽霊に」という使い尽くされた設定で、悪霊になった青野くんの圧倒的な
怖さとグロさ、先の読めない展開で、どんどん読者を引き込んでいくのが凄い。
学年が上がるにつれて徐々に出せるようにはなってきたものの、ゴールへ向かう
怖さがないことを自覚した。
本格的に摂食障害をぶり返してしまったのはこの時期で、また昔のように食べる幸せを失うのでは?という
怖さと、太りたくないから食べるのが
怖い。
それは地獄の釜を開けるような、終わりのない穴を覗き込むような
怖さをまとっているように思えた。
その根底には相手を理解できない
怖さや、想像だにしない未知の領域への不信感がある。
そんな時に決まって向けられる「こんな当たり前のことができないの?」の視線の
怖さ。
ここが、社会人野球の魅力であり、逆に1球で流れが変わってしまう
怖さでもあると思います。
スミスは大物っぽさや
怖さがあるのに、感情を出したり苦しんだりもするし、2以降ではワラワラ出ることや孤独になってることなどで愛嬌も感じられる。
ただ、歴代の監督違って試合中は寄り難いオーラ―とか、そういった
怖さというのは、どうしても出てくるかもしれないですね。