パウロ公義と※節と節と」は底本では「樽節と」]来らんとする審判とを論ぜしかばペリクス
懼れて答えけるは汝姑く退け、我れ便時を得ば再び汝を召さん、
懼れて慎み、慎みて誠ならば、修省の道はおのづから目前に在り足下に現はるべきである。
その以来、彼は
懼れ戒めて、一生無事に臣節を守った。
たゞ、
懼れるところは、日本国民を甘やかす側の仕事に重点がおかれはせぬかといふことである。
ただ、演劇の純化を夢みつつあるものは、この「非常手段」が、舞台演劇の本質を駆逐し、俳優と戯曲とを永遠に絶縁せしめるに至ることを
懼れるのである。
ふと身のまはりを見返へる時、自分ながら驚いたり、
懼れたりするやうな事が起つてゐるのを發見した。
猛虎の野に吼ゆるや、其音
懼る可し、然れども、其去れる跡には、莫然一物の存するなし、花は前の如くに笑ひ、鳥は前の如くに吟ず。
成都の人、一度是を見るや咸く戰寒して罪を
懼れ、福を修せざるなく、ために牛肉賣れず、魚乾く。