私共の一部の間では、若し許して
戴くことが出来れば、民俗と言ふ言葉を註釈する為に「前代の知識」と言ふ言葉を使つても良いと考へてをります。
この山ことに高しとにはあらざれども、最はやく雪を
戴くをもて名あり。
「そりゃまあ、修行者は修行者だが、まだ全然素人で、どうして御布施を
戴くようなものじゃない。
殊に文部省から北京留學を命ぜられ、いろ/\な苦勞を倶にしてからは特に親密な交際をして
戴くやうになつた。
美は醜と闘ひ、善は悪と争ふ、或は桂冠を
戴きて此の舞台より歴史の或一隅に遷り去るあり、或は傷痍を負ふて永く苦痛の声を留むるあり。
從て私の生ひたちなり、生れた郷土の特色なり、豫め多少は知つて
戴く必要がある。