それからは二
日目か三
日日ごとにキミ子の電話で呼びだされる。
平和な家を土足で掻きまわしているような苦しさを、つとめて忘れて、私は
日ごとに荒れはてた。
私は毎年寒があけて一
日ごとに
日が長くなってくると、少年のころ小鳥の巣を捜すのに憂き身をやつしたのを思いだしてひとりでほほえむのである。
ところで、ただ痩せるばかりでなく、池の鱒は一
日ごとに数が減っていくのだ。
渓流の波頭に騒ぐ北風も、一
日ごとに荒らだってくる。
良吉のほかにも、
日ごとにここで休んで、いった人があったとみえて、タバコの空き箱や、破れた麦わら帽子などが、捨ててありました。
七八月の炎熱はかうして平原の到るところの街々に激しい流行病を仲介し、
日ごとに夕焼の赤い反照を浴びせかけるのである。
堯の窓からは、地盤の低い家々の庭や門辺に立っている木々の葉が、一
日ごと剥がれてゆく様が見えた。
秋もだん／＼に深くなつたとみえて、この頃は一
日ごとに落葉が多くなつて來た。
