染み出る の例文

にじみ出る・滲み出る 等の意味を持つ「染み出る」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→染む

「染み出る」の書籍での例文

父「まアまア何しろ斯う歇みなしに雪が降つては為方がない、此家の檐下を拝借しようか……エー最う日が暮れたからな、尚ほ一倍北風が身に染むやうだ、坊は寒くはないか。
そこはかとなく心に染むそら薫もの。
日中は梅の香も女の袖も、ほんのりと暖かく、襟巻ではちと逆上せるくらいだけれど、晩になると、柳の風に、黒髪がひやひやと身に染む頃。
麓からこうやって一里ばかりも来たかと思うと、風も清々しい薬の香がして、何となく身に染むから、心願があって近頃から読み覚えたのを、誦えながら歩行いているんだ。
こゝに於て善く染むるものは水を論じ、善く味はふものは水を品す。
禁制の宗門神を、あるはまた、血に染む聖磔、
但し聞きたるは、この夏の事、筆にものして世の人の同情を請はんと思ひたちしは、今日土曜日の夜、秋雨紅葉を染むるの時なり。
諸聲の流行の小唄身にぞ染む船の汽笛の玻璃に鳴る時
疑ふらくは紅涙の雪を染むる事を。

「染み出る」のオンラインでの例文

ずっと前から尾てい骨あたりに痣みたいなものがあったのですが、数か月前から排膿して染み出るようになっていました。
では、昔はそこまで劇場メンバーと馴染むことはなく?内海:仲良くしたいけど、奢れんから行かれへん。
むちゃくちゃいいんです!ただ、Diorは肌に馴染む発色で、これは肌に馴染まない発色。
棹の違いは音色にも当然影響するもので、箏の音とよく馴染むのが中棹だ、という感じですね。
イエベの敵 "青み薄ピンクリップ“も馴染む染む
西洋の思想について書かれた本も読みますが、やっぱ自分には東洋思想が馴染む気がします。
大きくなりすぎたスマホのアンチテーゼとしてコンパクト化されており、背面が湾曲しているため非常に手に馴染むようにデザインされています。
聞き覚えはないが、低くて耳に馴染む、「座って目を閉じたら確実に寝る」渋い声の解説に、そりゃ大ピカソ展に抜擢されるはずだわい、と妙に納得した。
自分の唇に馴染むし、すんごい絶妙なカラーなんですよ。
最初はウッディなムスクの香りが強く来るので固めな印象を持つけど、馴染むのが早い不思議な香水。

「染み出る」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

滲みるにじみ出る通る透る染み込む滲む染みる沁みる漏れる洩れる染み渡る

「染み出る」の関連語句

現す見せる表す示す顕わす現わす顕す表わす突通る穿通打ち抜く貫通貫き通す突き通す打抜く貫くぶち抜く突き抜く突きぬく突きとおる貫入つき抜けるぶっ通す通貫流れる

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