構え の例文

姿態・風格・調子・スタイル・体裁・様式・体 等の意味を持つ「構え」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「構え」の書籍での例文

——それは小児たちが一心不乱、目まじろぎもせずにお弁当の時を待構えて、無駄な足踏みもせぬからで。
向って左の方に、ひときわ高くあたかも船橋のような屋上露台を構えたのが主館であろう。
云い忘れたが岳陰荘は二階建の洋館で、北側に門を構え、階下は五室、二階は東南二室からなり、その二室にはそれぞれ東と南を向いて一つずつの大きな窓がついていた。
幾度も同じような失敗を繰り返しながら、若い農夫は猟銃を構えて、馬車の上を狙いながらその後を追いかけた。
三本めの桜の横をだらだらと向こうへ降りながら、まもなく相合いがさのふたりが訪れたところは、ひと目にどこかの寮とおぼしきしゃれたひと構えです。
直接、奉行に出馬のお許しを願ったとみえて、ゆうぜんと構えている名人右門をしり目にかけながら、手下の小者を引き具して、これ見よがしにもう駆けだしました。
ところが潤州へ来て観ると、楽みにしていた張氏の家というのは、なるほど構えは広そうですが、いかにも荒れ果てているのです。
五、六丁線路を伝って、ちょっとした切崕を上がるとそこは農場の構えの中になっていた。
十町ばかり一目に見渡す青田のたんぼの中を、まっすぐに通った県道、その取付きの一構え、わが生家の森の木間から変わりなき家倉の屋根が見えて心も落ちついた。
田口というは昔の家老職、城山の下に立派な屋敷を昔のままに構えて有福に暮らしていましたので、この二階を貸し、私を世話してくれたのは少なからぬ好意であったのです。

「構え」のオンラインでの例文

そのビジネスが軌道に乗り始め、三男のエマニュエルがニューヨークに小さなオフィスを構えたところで第二の危機、南北戦争勃発。
 その中に、堅牢な石造りの建物がどっしりと構えているのに突如遭遇すると、大抵の人は驚く。
解説小鼓方とは美しい構えで華やかな音色を奏でる〈小鼓〉を専門に演奏する演者の事です。
ということでiPhoneで写真を撮る時は左手でiPhoneを縦位置に構えて握ることに固定しました。
阿部ちゃんの舌打ちは「来るぞ...来るぞ...」って構えてたのに来たら色んな意味でドキッとした。
noteに登場するカメラを構えている人物写真は、わたし本人である。
ワイシャツの呼び名を日本全国に広めた大和屋、いまは東京の銀座に本店があるが、明治9年(1876年)に初めて店を構えたのは関内・弁天通りだった。
永田町のエキチカにお店を構えているのが一等米。
カメラを構えているときの林墨はとても良い顔をしています。
(「同意する」一択の申し込み用紙でした)この時はもう、次男の気持ちが最優先!とどっしり構えていられました。

「構え」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

姿態花柱体勢身構ポーズ風格調子姿勢身がまえスタイル体裁様式鉄筆文体身構え

「構え」の関連語句

突起職業上の必要具心理学心理サイコロジー精神状態植物学雌蘂生殖構造生殖器官

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