沈黙 の例文

無音・だんまり・黙・黙り・無言・しじま 等の意味を持つ「沈黙」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「沈黙」の書籍での例文

さうして、その三人が又、関帝廟に安置してある、泥塑の像のやうに沈黙を守つてゐる。
沈黙の省電に乗る
未に降り止まない雨の音さえ、ここでは一層その沈黙に、単調な気もちを添えるだけである。
残酷な沈黙の数秒が過ぎた。
が、彼等も一瞬の後には、また以前の沈黙に——敵意を蔵した沈黙に還らなければならない事が出来た。
この点においては反感を買おうとも、憐れみを受けようとも、そこは僕がまだ至らないのだとして沈黙しているよりいたしかたがない。
松脂の匂と日の光と、——それが何時でも夫の留守は、二階建の新しい借家の中に、活き活きした沈黙を領してゐた。
しかしこれさへ、座敷の中のうすら寒い沈黙に抑へられて、枕頭の香のかすかな匂を、擾す程の声も立てない。
しかし数秒の沈黙の後、まつ暗だつた台所は何時の間にかぼんやり明るみ始めた。
久しき沈黙の後、司馬江漢筆の蘭人、突然悲しげに歎息す。

「沈黙」のオンラインでの例文

視線の集め方、伝わりやすい話し方、相手から何かを受け取る姿勢、沈黙にビビらない等等。
これはほとんど気づかれないほどのものですが、この僅かな沈黙が無いと聴衆は何か間違っているという感じを受けるでしょう。
会いに行ってもいい?、それって私が決めることなの?会いたくなかったらと思ったから、行っちゃだめ?長いこと沈黙がお互いに続いて、やたら強い風の音だけを伝えた。
会話のネタが切れ、2人とも気まずい沈黙を持て余し始めた。
 私は沈黙が苦手である、何か話題を見つけなければならなかった。
温かみのある空間にいるせいか、藤永の雰囲気がそうさせるのか、初対面であるはずなのに、咲希には不思議とその沈黙が心地よく感じられた。
僕は沈黙に耐えられなくて、もう一言足した。
【↓誰かと一緒を求めて、沈黙する9年間】しかし、僕はまた「他の人と一緒でありたい」と思ってしまうのです。
少しの沈黙があり、男の子も小走りで去って行きました。

「沈黙」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

サイレンス音無森閑無音だんまり黙り静寂無言しじま無声静けさ

「沈黙」の関連語句

容態具合い情態容子様態ありさま工合有り様有様具合様体情況様子状況状態コンディション事様塩梅容体

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