その日さりて
消息もなくなりにたる風騒の子をとがめたまひそ
おてつ親子は麻布の方へ引っ越したとか聞いているが、その後の
消息は絶えてしまった。
村上はふと思い出したように、今は佐世保に住んでいる妹の
消息を話題にした。
それから三年の間、吉助の
消息は杳として誰も知るものがなかった。
さて僕の最近の
消息を兄に報じたついでに、もう一つお知らせするのは、僕がこの一月の「改造」に投じた小さな感想についてである。
しかし別れて三年ほどの間よくも分らなかった彼女の
消息が、その時、閃くように彼の頭脳の中へ入って来た。
ときどきの
消息に、帰国ののちは山中に閑居するとか、朝鮮で農業をやろうとか、そういうところをみれば、君に妻子を忘れるほどのある熱心があるとはみえない。
友達からも殆ど毎日
消息があったが時には三日も五日も続いて来ないこともあった。