漣手の例文

細波・さざ波・小波等の意味を持つ「漣手」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

基本形→漣

「漣手」の書籍での例文

漣の寄する渚に桜貝の敷妙も、雲高き夫人の御手の爪紅の影なるらむ。

昔桜亭において　　漣山人誌

なになに漣子どの、巣林より、さて近松様からの書状じゃ。

藤十郎の恋

初秋の夜風は冷々として、河には漣が立つてゐた。

堤の上はそよ吹く風あれど、川面は漣だに立たず、澄み渡る大空の影を映して水の面は鏡のやう。

少年の悲哀

国木田独歩

初秋の夜風は冷々として、河には漣が立つてゐた。

草鞋の足痕にたまった泥水にすら寒そうな漣が立っている。

忘れえぬ人々

国木田独歩

「漣手」のオンラインでの例文

「漣手」の現代の例文は見つかりませんでした

「漣手」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

不協和音手軋轢手摩擦手不一致手仲違手間隙手風波手細波手不仲手相克手不和手さざ波手相剋手小波手確執手波風手仲たがい手背中合わせ手不調和手齟齬手仲違い手葛藤手敵対手

「漣手」の関連語句

浦波海波波浪狼藉乱脈混乱乱雑不同無秩序狂い紛糾不調猥雑めちゃ

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