後日完全
無欠の焼け野原となり、もうけたのは町会長とか、そういう連中で、疎開でねじ倒した材木だけ焼ないのがあったから、無断チャクフクして旬日ならずして新築した。
後日完全
無欠の焼け野原となり、もうけたのは町会長とか、そういう連中で、疎開でねじ倒した材木だけ焼ないのがあったから、無断チャクフクして旬日ならずして新築した。
しかし、各方面の同情を得て、収支が償ふだけの予約者があつたならば、凡てを放擲してその編輯に当り、完全
無欠なる小学生全集をつくり上げたいと思つてゐる。
おれが新案を取つて、あれだけ世間へも広めた完全
無欠といふ品物ぢやないか。
翻訳者の多くは、原文を頭から完全
無欠なものと心得てゐるであらうから、まあ問題はないのであるが、時たま、ある原文の一箇所が、どうも面白くない。
三月の修業証書授与式の時に、此木田の受持の組に
無欠席で以て賞品を貰つた生徒が二人あつた。