無精無て の例文

休怠・懈怠・緩怠・横着・怠情・怠惰・不精 等の意味を持つ「無精無て」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→無精

「無精無て」の書籍での例文

けれども大の無精ものと見え、鼻涕をかむのさへ宦官たちにかんで貰ふと言ふことである。
僕はこの耳を得なかつたとすれば、「無精さやかき起されし春の雨」の音にも無関心に通り過ぎたであらう。
それも僕流の無精から、夏休みの終りに近い頃、山から東京へ帰つて来た序にといふ条件を附しておいた。
ただ、元来無精な所から、何も近所にあるものを嫌ってまで、遠くの風呂へ行くにも及ぶまいじゃないかといった点で、別に是非をつけてはいなかったのである。
これは映画と女とを一緒に軽蔑してゐるやうに聞えるが、決して女も映画も軽蔑してゐるわけではなく、全く無精だからである。
最後に、正面の男が、一人、不精無精聞いてゐる。
客間の敷居際には、お菊がいった通り、無精髯を伸した、二十四五の如何にも風采の上がらない骨張った男が、襞切れのした袴を胸高に履いて、つつましやかに控えていた。
「だんな、お無精をなさっていらっしゃるとみえまして、おさかやきが少しお伸びのようでござんすね」
が、生来の無精のために埃やインクにまみれたまま、時には「本是山中人」さへ逆さまになつてゐるのである。
鷺も亦無精をきめてゐるのか、髪の臭さは一通りではない。

「無精無て」のオンラインでの例文

「無精無て」の現代の例文は見つかりませんでした

「無精無て」の他の表現

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疎放無て弛み無て遊惰無て不行届無てぐうたら無て不行き届き無て怠り無て怠惰無て忽略無て手抜き無て投げ遣り無て手抜かり無て不行届き無て閑却無て等閑無て不届き無て物臭無て不精無て惰気無て怠慢無て手おち無てほったらかし無て惰眠無て懈怠無て軽視無て忽せ無てやりっ放し無て骨惜しみ無て抛擲無て物ぐさ無て緩怠無てものぐさ無て粗慢無て横着無て遣りっ放し無てなまくら無て懶惰無てないがしろ無て手落ち無て忽諸無て粗放無て疎慢無て

「無精無て」の関連語句

大罪罪業不活溌不活発不本意不行き届き不行届き無用心無調法過怠軽はずみ命知らず不用意不始末不心得不用心不謹慎不仕末不調法迂闊

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