張は字を聖朋といい、年十九にして進士に登第したという俊才で、官は尚書左丞にまで
登りました。
十四日の一時四十分にとうとうさしもの恐しいマッターホルンの頂上、天にもとどくような頂上へ
登り得て大に喜んで、それから下山にかかりました。
その帰りに人通りの少ない屋敷続きの
登り坂へかかると、誰か一人ぶらさがるように後ろからNさんに抱きついたものがある。
僕は坂を
登りながら、僕自身も肉体的にしみじみ疲れていることを感じた。
すると仲間の水兵が一人身軽に舷梯を
登りながら、ちょうど彼とすれ違う拍子に常談のように彼に声をかけた。
登り登りて四階まで行くと、茲が即ち老女輪田お紺の殺された室だ。
二十歳の彼は書棚にかけた西洋風の梯子に
登り、新らしい本を探してゐた。
それから今度はトロツコを押し押し、もと来た山の方へ
登り始める。
また時として
登りかけた坂から、腰に縄をつけられて後ざまに引き下されるようにも思われた。
」と言うや、子供はイキなり石垣に手をかけて猿のように
登りはじめました。