背後 の例文

背面・裏手・背部・後ろ側・後部・後側・裏側 等の意味を持つ「背後」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「背後」の書籍での例文

ようやくその人垣の背後まで辿り着いたとき、吾平爺はそのいちばん後ろに立っている一人の学生を掴まえて訊いた。
背後は丘を切り崩した赤土の崖だった。
夕は日が背後に没して、紫水晶のように匂やかに見える。
その背後から陶器の盃でも伏せたように、透き徹っているのは、言うまでもなく富士の山だ。
暗黒の空の背後には
一人のシェークスピアが栄えた背後に、幾人の群小戯曲家が、無価値な、滅ぶるにきまっている戯曲を、書き続けたことだろう。
初老の紳士は、洋服の腕を若い女の背後に廻して、優しく何かを語りかけていた。
とにかく、私を十五の歳まで育てたこの部落は、背後に畑地の多い丘陵があり、前面に水田が開けていて、農民小説には寔に都合のいい舞台を形成している。
中庸の徳が説かれる所には、その背後に必ず一つの低級な目的が隠されている。
マルクスは唯物史観に立脚したと称せられているけれども、もし私の理解が誤っていなかったならば、その唯物史観の背後には、力強い精神的要求が潜んでいたように見える。

「背後」のオンラインでの例文

周囲のうっそうとしげった木々から漏れる陽の光を背後にまとった姿は神々しいの一言。
 子どもみたいに背後から驚かせたりして、ごめん。
 さてこの時、日本軍は正面からの攻撃を不利と見て左側に迂回し背後へと回って攻撃した。
耕地の背後に現れる高層ビル群。
私は強盗の背後に立つと、ゆっくりと拳銃を奪い、地面に押さえつけようとした。
山下はそのまま左サイドに入ると持ち前のスピードを活かして相模原の最終ラインの背後を取る動きを見せてロングボールを入れる変化が出てきた。
バスの席に座ると、二人の喜びはやがて未来への不安に変わり、背後に「サウンド・オブ・サイレンス」が流れる。
個人と個人の付き合いの背後には、大国同士の争いがあり、その微妙なずれと苦しみを、本作は見事に救い上げているのだ。
「どう?」「…………」「おーっ、華やか」「やっぱ女子の晴れ着、いいよなあ」 かづみさんが身を乗り出し、いづみさんが立ち上がって背後に回る。

「背後」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

背面裏手裏面後尾後列後押し背部後景後ろ後部バックグラウンド後方甲羅リア後背裏側後衛背中バック背景遠景

「背後」の関連語句

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