足取り の例文

足もと・足下・足元 等の意味を持つ「足取り」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「足取り」の書籍での例文

リアリズムの用心深い足取りで生活の架け橋を拾い踏み渡りながら、眼は高い蒼空の雲に見惚れようとする。
まだ船底を踏占めるような、重い足取りで、田畝添いの脛を左右へ、草摺れに、だぶだぶと大魚を揺って、
泥濘は、荊棘、蔦葛とともに、次第に深くなり、絶えず踊るような足取りで蟻を避けながら、腰までももぐる野象の足跡に落ちこむ。
わしは、自分が空に浮んでゐるか、肩に翼が生えたかと疑はれる程、軽快な足取りで、教会へ歩いて行つた。
男はタキシード、女は大概ガウンを羽織り、伯爵夫妻とでもいうような寛な足取りで通って行く。
自分の席へ帰って行くのに足取りが、ちょこまかと、なんとなく活動役者の高勢実乗に似ている。
濶達明朗で、智識と趣味も豊かに人生の足取りを爽かに運んで行く、この青年紳士は、結婚して共に暮して行くのに華々しく楽しそうだった。
危ない足取りで雪に段をつけて水を汲みに行くと、どの岩もどの岩も雪がもくもくと積って、岩の肌さえ見えているのは少ない。
恰幅のよい長身に両手をだらりと垂らし、投出して行くような足取りで、一つところを何度も廻り返す。
雪の道をさまよひ歩いて来たことが一眼に判り、どうしたのかと肩を掴んだが答へず、栓抜きへうたんのやうなフハフハした足取りで二階へ上つてしまつた。

「足取り」のオンラインでの例文

 兄の足取りははっきりしており、確固とした目的地があるようだ。
ゆったり目の紺のワンピースに身を包む直美の足取りは慎重だ。
険しい自然と共存し、神聖なものとして崇めてきた人々の足取りが見える町でした。
寝室のドアからぬうっとすがたを現した祖父は、一歩また一歩と床にワナが仕掛けられていないかを確かめるかのような足取りで掃き出し窓へと向かいます。
現在のところ、以降の足取りは不明となっています。
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無垢な子どもにいろいろと手取り足取り教えたくなるが、母親は子どもへのインプットをやめて、子どもからのアウトプットの受け入れに徹したい。
ただ、だからといって手取り足取りかわいがっていたのでは、「ひとり立ち」というゴールから遠ざかってしまいます。

「足取り」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

歩みステップ足もと足下歩武足癖足つき足元足どり

「足取り」の関連語句

歩行運動お拾いお拾歩み散歩あんよ玉歩散策御拾い歩行行歩御拾歩き体位熟し体勢体配り身構ポーズ佇い身熟身のこなし姿勢身がまえ体配身ごなし体くばり身熟し佇まい身構え

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