転たの例文

堪らなく・ずいぶん・とっても・はなはだ・酷く・ひどく・随分等の意味を持つ「転た」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「転た」の書籍での例文

この間も朝鮮人の密航船が玄海灘で難破して、一行二三十名が藻屑となったという報道を読んで、転た感深いものがあった。

玄海灘密航

野田山に墓は多けれど詣来る者いと少なく墓守る法師もあらざれば、雑草生茂りて卒塔婆倒れ断塚壊墳算を乱して、満目転た荒涼たり。

「日暮れて路遠し」と彼自ら云ふのを聞けば、感慨転た切なるものがある。

脱退問題是非

書して茲に至り吾人は実に悵然として転た大息を禁ずる能はざる者に候。

渋民村より

予も又胸に一種の淋しみを包みつつある此際、転た旅情の心細さを彼が為に増すを覚えた。

伊藤左千夫

「転た」のオンラインでの例文

「転た」の現代の例文は見つかりませんでした

「転た」の他の表現

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至っていやにある程度少々世にも然許り思い切り相当迚もたいへん可也かなりさんざっぱら割り方ちょっと極極ずいぶんとっても能く能くはなはだ大層結構やけにとかく余程割りかし鳥渡何とも中中わりと割かし割と随分なんともなかなか甚だちょい善く善く

「転た」の関連語句

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