併しその上に、その個性に、ある
進路を与へることがなくては、教育者自身の存在は意味がなくなります。
なぜなら、これでわが劇文学の
進路が、今日までのところ、非常にはつきりしたといへるからである。
そこで紳士は、急に
進路を左に曲げて、ある大きな石の門をくぐって入った。
人生の
進路も、生活の形態も、一元的に決定することはできないであろう。
洋涛万里を破るの大艦と雖ども、停滞動く事なくむば汚銹腐蝕を免かれ難く、
進路一度梶を誤らば遂に岩角の水泡に帰せむのみ。
恐らくは地形からもさうなつたゞらうが、大川筋は川の流れが海から見ると大体北上して来て、両国橋のところから心持東へと
進路を転じてゐる。