靴音 の例文

靴音 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「靴音」の書籍での例文

敷石道を蹴立てる靴音のその音波で、靄はうらうらと溶けていった。
間もなく、生徒監の靴音が、私の席の横で止つた。
先生の靴音去る、扉の音。
外を通る靴音に耳を澄ます。
朝靄のなかから靴音がして、霜ふりとカーキー色の職工服が三々五々現れては、また靄のなかに消えてゆく。
詳しくいえば十月一日の午後三時ごろのことだったが、青年探偵帆村荘六は銀座の鋪道の上を、靴音も軽く歩いていた。
コンクリートの通路のうえを、コツコツと靴音をひびかせながらポイと講堂の扉をあけて、なかに這入っていった。
所がその靴音が、日かげの絶えた、寒い教室の外に止まって、やがて扉が開かれると、——ああ、自分はこう云う中にも、歴々とその時の光景が眼に浮んでいる。
靴音は彼の房の前まで來て立ちどまり、やがて、扉があいた。
村中濕りかへつて巡査の靴音と佩劍の響が、日一日、人々の心に言ひ難き不安を傳へた。

「靴音」のオンラインでの例文

続いてごつ、ごつ、と重い靴音

「靴音」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

足音跫音

「靴音」の関連語句

音声サウンド

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