流石に謡の半玄人で、人品
骨格、堂々たるものである。
これが「黄色い部屋」のルレタビーユに発展して、推理小説の現代式の
骨格やトリックの在り方は、ほゞ確定したようである。
しかし、肉附きも
骨格も好くて、内部に力が籠っている未完成らしい娘だった。
勿論、耳目鼻口宜しきを得、
骨格に於ても一點非難するところがないからとて、直ちに美人として受け取れぬものもある。
されば予が詩を読まむとする人にして、之に理知の闡明を尋ね幻想なき思想の
骨格を求めむとするは謬れり。
そのヴィデは、はや四十を越えた男であるが、丈は六尺余りもあって、がっしりとした
骨格を張り、顔も秀でた眼鼻立ちをしていた。