ぐっと の例文

大分・いやが上にも・一倍・仰山・うんと・層一層・もっと 等の意味を持つ「ぐっと」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「ぐっと」の書籍での例文

坂を下りて、一度ぐっと低くなる窪地で、途中街燈の光が途絶えて、鯨が寝たような黒い道があった。
とばかりぐっと飲みぬ。
私は思い切って、最後の飛行の時ぐっと下降してみました。
その時、給仕が冷たいお茶をコップに運んできたので、検事は対座している山本医師に勧め、自分も一口ぐっと飲んで、さらに言葉を続けた。
舞台の方でかちかちという拍子木の音がきこえると、お絹はそこにある茶碗の水をひと息にぐっと飲みほして、だるそうに立ちあがった。
彼は前にも幾度かそうして見たのであったが、もう一度機械的に黒繻子の襟を引き開け、奇蹟にでも縋るようにぐっと胸へ手を差し入れた。
中国語に堪能な岸隊長は、船員たちのかおをぐっとにらみつけながら、流暢な言葉で、臨検の挨拶をのべた。
奇怪な男はにやにや笑いながら、無言でその猪口を受け取って、相手のついでくれた酒をひと息にぐっと飲みほした。
これが旧暦だと朝晩はぐっと冷えて来るんですがね」
——あと見送りて政岡が……、ちらちらお君を盗見していたが、次第に声もふるえて来て、生唾をぐっと呑み込み、

「ぐっと」のオンラインでの例文

ぐっと苦しくなること間違いなしだけど、今のところ爽やかでいい。
自分で何かを創り出そうとしている人の胸をぐっと熱くする作品です。
寂しかったけど、忙しいのは知っていたし、迷惑かけたくなくて、ぐっと堪えていました。
そこがまた、たたみかけるようでぐっと深みが増すのだ。
アウターの襟元をぐっと掴みながら部屋に入り、寒そうにしながら椅子に腰かける。
その時に意外にぐっとくるのは山だ。
 今回初めてパク・スグンの絵にぐっと近づいてみると、まるでアスファルトの上に絵を描いたかのように表面がゴツゴツとして見えた。
ぐっとアクセルを踏み込んで、その日もうひと頑張りする力をくれたのだ。
帰宅して、ソファに倒れたい気持ちをぐっと抑え、シャワーを浴びる。
コーディネートや小物使使いで洗練度はぐっとアップします。

「ぐっと」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

至ってずんと大きにぞっこん余っ程仰山ぐんと至りてすこぶる層一層万万もっと思い切りよりどんとしみじみぎょうさん極極ずいぶん大いに健か能く能く大層頗るだいぶふつふつ余程一層世に随分一段と強か善く善く

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