「ほこり」の例文

「ほこり」の書籍での例文

カンシャク持ち、短気、しかし、いくらかのほこり。

『どん底』ノート

岸田国士

殊にほこりだらけだから、手を汚さないやうにして見て下さい。

世界覗眼鏡

岸田国士

見れば、はいている白足袋はほこりで鼠色になっている。

三浦右衛門の最後

菊池寛

そこを出るときに、コスモは壁にかけてあるほこりだらけの楕円形の古い鏡に眼をつけた。

世界怪談名作集

岡本綺堂

その激しいときは吹きあげる砂ほこりで空は麦粉色になり、太陽は卵の黄身をその中へ落したやうである。

風と裾

岡本かの子

私はすこし疲れをおぼえたので、ちょっと休息するために、部屋の中央の博士の常用の安楽椅子のほこりをはらって、どっかと腰をおろして、煙草に火をつけた。

蜘蛛

甲賀三郎

古風な馬車が、時々、ほこりを立てながら通つてゐる。

滑川畔にて

嘉村礒多

どこもかしこも、炎天のほこりを浴びたこの町の辻で、わずかに一滴の湿りを点じたものがあるとすれば、それはこの蛇の切れ口から出た、なまぐさい腐れ水ばかりであろう。

偸盗

芥川竜之介

学生にして学窓への愛とほこりとを持たぬことは自ら軽んじるものである。

学生と生活

倉田百三

例へば、曾て日本を「東洋の英國」などとほこり顏にとなへたことがある。

国語尊重

伊東忠太

「ほこり」のオンラインでの例文

（どっちやねん！）丁寧に字を書いたり、野菜を切ったり、ほこりを取ったりしている人をみると　すっごく心地よくなります。

naomi

急いで埃ほこり払えば、屹度無事だよ」「土埃が付いた新品の服なんて誰が買うんだよ」「これ全部売り物だったのか。

いち

隙間に黒いほこり？ゴミ？が溜まっていて、なかなかとれませんてした。

nao

　ほこりや髪の毛が手足の指に巻き付いて痛いこともある。

いも山のドスコイ絵日記

フサフサを短くして低い位置のほこりをとる。

アシコ

これならお掃除ロボットがケーブルを巻き込む事がないですし、電源タップにほこりが溜まっての漏電などもないです。

みつ

ほこりの例文

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「ほこり」の他の表現

「ほこり」の関連語句

ほこり の例文

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ほこりの例文