不幸になれ、とまではさすがに思ってなかったけれど、私のほうが幸せでいたかった。
彼は、筋肉内注射を行う注射器が誤って静脈に刺さり、GHOが血流に乗って、
不幸な患者の血管の上皮を切り刻むという「ロシアンルーレット」のケースだと考えている。
墓所の入口の扉を閉めた時、彼は、後の世の人々がこの書物によって再び、
不幸に陥ることがあってはいけないと思った。
━━このことは賢明であることに意味がなく、多数がすべてであるような時代における
不幸なのだ。
俯瞰しているこの街で自分よりも
不幸な奴が一体何人いるだろうかと考える。
ただ、俺は、両親が思っているよりも
不幸じゃないってこと、分かってほしくて。
その他にもいくつか
不幸(省略)があり、さらに2020年に入ってからから「新型コロナウィルス」が世界的に拡大し、演奏活動も出来なくなってしまった。
アイツらがいないと、目の前の
不幸や、どうにも満たされない現状や、思った通りにいかない理由の辻褄が合わなくなってしまうからだ。
もし友人が他人の
不幸を喜ぶタイプだとしても良かった。
