まだ幼ない発育
不良の一人息子の教育資金も他に出どころはなし、自分たちの老後の生活費も気に懸つた。
この美少年は
不良を衒っているが根が都会っ子のお人好しだった。
かくして怪しげな三人連れがそれからの三日間、
不良少女をあれからこれへと戸別訪問したのだが、皆目手掛りがない。
支那兵は生前、金にも食物にも被服にもめぐまれなかった有様を、栄養
不良の皮膚と、ちぎれた、ボロボロの中山服に残して横たわっていた。
と同時に又我帝国海軍の為にも、予の如き
不良教師が部内に跡を絶つた事を同じく心から祝したいと思ふ。
』どうしてわれわれ役人仲間はかう
不良ばかりだらう! まつたく、どんな士官にだつて、ひけを取りはせん。