それならば、山道三里半、車夫などにお尋ねになりますれば、五里半、六里などと申しますが、それは丁場の
代価で、本当に訳はないのでござりまする。
団十郎の知盛——渡辺崋山と高野長英——多摩川大洪水——狼と鵜飼——初日無
代価恐らく
代価を出し惜みする為めならむと思ひ、その由を金子氏まで申出でしが、あとにて余り我儘を云ひたりと気付き、いたく後悔す。
しかし私には無
代価で送ってもらっているということが、わざ/\ハガキを本社に出して転居を報ずるのを差し控えさせた。
上さんは熟慮する暇もないほど速かに、毎日、丸麺麭三つの
代価だけ支払つて呉れないかと云つた。
ついで、別な若者が来て、火成巌の小片だの、火山の写真だの、灰細工だのを機敏に売るのであるが、山上の常として
代価がなかなか高い。