兆し の例文

先ぶれ・先触・先触れ・気配・幸先・知らせ・予兆 等の意味を持つ「兆し」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「兆し」の書籍での例文

しかれども、予や元来、夢想に感じ、空想を惹起するがごとき情感なく、ことに夢境は某川暴漲せりと覚ゆれども、あたかも天晴朗、降雨の兆しもなし。
そこりに揺るゝなごりには、既に業に、波の穂うつ明日の兆しを浮べて居るではないか。
かうした宴遊の場に於てくり返された労苦が積りつもつて、短歌成立前から兆して居た創作動機を、故意に促す文学態度が確立した訣である。
此は、万葉人の生活が始まる頃には、もう兆して居た考へである。
幾分、天子神秘観がへつたところへ、支那風の臣屋臨御の風を知つて、自由な気分が兆して居た為もあらう。
だがそれと同時に、早くも此の新政府の要人連の間に、逆境時代には見られなかった内部的対立が兆していた。
化かす積りならば、そのまま無事に立ち去る筈もあるまいと思うに付けて、ほろよい機嫌の道楽者は俄かに一種のいたずらっ気を兆した。
四等国のあわれは、早くあの時既に兆していたわけでしょう。
それは画境に一進展の兆しがある場合が多いのである。

「兆し」のオンラインでの例文

自分の彼女や妻が、勝手に妻として取られてしまえば、全男たちは立ち上がるはずではないのかと思いますが、その兆しはあまり見られません。
一応内科に行って処方された薬を飲んでみたものの、快方の兆しは見えず。
絶望かと思える風景と、新たな南の土地で芽生えた新たな光の兆し books.bunshun.jp 震災後のこと、島で過ごす生活のこと。
療養中と言うと、その言葉の底の方にふつふつと回復への兆しが泡立ち、明るい靄がかかっているような心地がする。

「兆し」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

表徴徴証しるし暗示息差先ぶれ先触先触れオーメン気配現れ萌し息差し兆候幸先気色知らせ徴候表示予兆息吹きサイン表れ前兆気振り

「兆し」の関連語句

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