吐きて の例文

言い現す・言い表す・云う・吐きだす・吐出す・言う・洩らす 等の意味を持つ「吐きて」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→吐く

「吐きて」の書籍での例文

元気に噪いで喋べり捲ってるかと思うと、笑声の下から歎息を吐くものもあった。
さりながら論語に唾を吐きて梅暦を六韜三略とする当世の若檀那気質は其れとは反対にて愈々頼もしからず。
若い農夫は驚異の眼を※り、ほっと溜め息を吐くようにして、猟銃を自分の足許に立てた。
馬鹿吐くでねえ。
落葉が降り留っている井戸端の漆喰へ、洗面のとき吐く痰は、黄緑色からにぶい血の色を出すようになり、時にそれは驚くほど鮮かな紅に冴えた。
想うに渠が雪のごとき膚には、剳青淋漓として、悪竜焔を吐くにあらざれば、寡なくも、その左の腕には、双枕に偕老の名や刻みたるべし。
たとえば人の噂などをする場合にも、実際はないことを、自分では全くあるとの確信をもって、見るがごとく精細に話して、時々は驚くような嘘を吐くことが母によくある。
わがいふ家の石垣よりのぞきたる三條の樋の口は水を吐きて石盤に入らしむ。
彼は沈思し佇立つて荒い溜息を吐くのであつた。
人の心もやゝ倦む頃の天に打対ひて、青葉のあちこち見ゆる中に、思切つたる紅の火を吐く柘榴の花こそ眼ざましけれ。

「吐きて」のオンラインでの例文

吐くほどしんどかったと思います。
重苦しい湿気だらけの餅みたいな布団を3枚も重ね、身動き取れない寝返りできない、顔は冷たい、吐く息は白い状態で寝ていました。
初めてブロックチェーン技術を使ったり、画像をNFT化したりしましたが、難しすぎて吐くかと思いました。
二の腕を吐く呼吸に合わせて伸ばしていく。
居間は閉め切っているからあったかいものの、廊下に出れば吐く息が白いこともあります。
ため息を吐く中、彼女は海とビスケットの間を繋ぐあるウニの話に出会う。
リチャードが思い出したように吐く煙が仄暗い闇にとけていく。
そろそろ本格的に冬の季節へと切り替わってきているのか、吐く息は白い。
見た目はふわふわニコニコしているのに時折毒を吐く蒲谷さんのツッコミも好きです。
ピンと来ない(中略)ニーチェが、一体どういうつもりで、すなわち血を吐く思いで、自分の思想家としての最後に、「エッケ・ホモ」「この哀れな。

「吐きて」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

おっしゃりて息吹きて口走りて息衝きて発して発して言い漏らして話して謂いて現して言い表して放ちて息づきて云いて上げて陳じて吐きだして表して吐出して述べて吐き出して言いて洩らして吹きて戻していいて放きて飛ばして漏らして噴きて表わして弁じて

「吐きて」の関連語句

吸入れる吸い込む吸込む吸容れる吸い入れる吸入吸気吸いいれる吸い容れる吸いこむ吸息吸う発散発す放出発する放つ発しる排出排泄

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