それが大雪のために進行が続けられなくなって、
晩方武生駅(越前)へ留ったのです。
西の方に山の見ゆる町の、上の方へ遊びに行つて居たが、約束を忘れなかつたから
晩方に引返した。
玄関の下駄を引抓んで、
晩方背戸へ出て、柿の梢の一つ星を見ながら、「あの雀はどうしたろう。
そして二人は、べにがにや、美しい貝がらや、白い小石などを拾って、
晩方までおもしろく遊んでいました。
すると、いってから二、三日たったある日の
晩方、突然、戸口に龍雄の姿が現れたから、両親はびっくりして、そのそばに駆けよりました。
また明くる日の
晩方になりますと、その音が聞こえてきました。
其が大雪のために進行が續けられなくなつて、
晩方武生驛(越前)へ留つたのです。
山紫水明とは、平生唯※文字上に知りて、
晩方になれば、水があかるくなるならむ位に思ひたるが、今はじめて、實際見て、その妙趣を知りぬ。
二子の渡の如きは、
晩方になれば、來るは/\、糞車數百の多きに及ぶ。