日本の木造文化や木造芸術の
源流は彼らに発し、彼らによって完成され、それを今日に伝承していると見られるのである。
此柱松や旗の
源流に溯つて行くと、其処にあり/\と、古の大嘗会にひき出された標山の姿が見えて来る。
相の山はまた伊勢の川崎音頭の
源流でもあり、おなじく古い伊勢踊りも、こゝに胚胎してゐる。
日本小説の
源流は、黒川真頼にも注意せられて、浦島子伝・柘枝伝が挙げられた。
源流が下って、せせらぎとなり滝に移るところには岩魚が棲む。
その時も、この大河の
源流は何処だろうかと僕は思ったのであった。