まだ以上、このラブレターの続きはあるのですが、もはや書き
続ける根気もありません。
運転手は体を乗り出すようにして、急激にハンドルを右へ右へと廻し
続ける。
と、すこし気どつた細い声で華奢な片手を片一方の腰部にあてて、いかにもロマンチツクに語り
続ける最中に、
私は終日、年に似合はぬ意味も判らぬ難字——その方が感情を載せるのに収容力の余地があるやうな気がして——を書き
続けるのであつた。
心臓を切り出せばその個体は死ぬ、個体は死んでも心臓は動き
続ける! 何と不思議な現象ではないか。
しかし、爺さんは、やはりそのまま煙草を吸い
続けるのだった。
しかし、その情景をかくも執拗に記し
続ける作者の意図というのは、けっして、いつもながらの饒舌癖からばかり発しているのではない。
十、十項だけ書かんと思ひしも熱出でてペンを
続けること能はず。