夜になると各
自立止つた地点を動かず篝をたいて不寝番を立て、三十五日を費して、遂に海まで突きぬけた。
傑作には楽屋裏の知識は必要ではないので、それ自体
自立してゐるものであるから、作者の伝記も、名前もいらない、私は文学の世界に流行する楽屋裏的嗜好は最も愛さない。
民族の独立の蔭には、経済の
自立がなくてはなりません。
かうして、もと、田楽のわき芸だつた猿楽は、だん/\それの面白い部分だけを吸収して行つて、やがて
自立する様になつた。
申すまでもなく、この時代の蜀は正統ではありません、乱世に乗じて
自立したものですから、三国時代の蜀と区別するために、歴史家は偽蜀などと呼んでいます。
支那印度七億ノ同胞ハ實ニ我ガ扶導擁護ヲ外ニシテ
自立ノ途ナシ。